静定とは?反力とは?

0 Comments

 静定構造物とは『ちょうどつり合っている構造物』のことを言います。

例えば(3)で、力のつり合いの式が3つ(∑X=0、∑Y=0、∑M=0)を使うと、

未知の反力が全部で3つ(HA、VA、V)を求めることができます。

 次に、A点のピンをローラー(反力が全部で2つ)にすると力が加わった時に移動してしまいます。

これを不安定構造物と言います。

 また、A点はそのままで、B点のローラーをピン(反力が全部4)にすると不静定構造物になります。3つの式だけでは反力が求められないのであと一つ式が必要です。

ピン支点は反力の数が2つ

   力が加わった時に回転に対してはフリーだけど、

  水平方向と鉛直方向に2方向に対しては抵抗します。

(斜めの力は水平成分、鉛直方向に分解する。)

ローラー支点は反力の数が1つ

   力が加わった時に回転と水平方向に対してはフリーだけど、

  鉛直方向に1方向に対しては抵抗します。

固定支点は反力の数が3つです。

   力が加わった時に回転と水平方向と鉛直方向の3方向に対して抵抗します。

  

#一級建築士試験 #二級建築士試験 #木造建築士試験


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です