力のつり合いを考える(5)・・・静定ラーメン応力
(4)で求めた反力を使って、応力(内力)を求めていきます。
上図のC点(Pが入らないように少し下)で切断しその左下側を
取り出し応力を仮定します。
(内部引張になるように曲げモーメントMC)
(梁を引っ張る方向に軸方向力NC)
(A点を中心に時計回り方向にせん断QC)
つり合っている(動かない)ということは、
切断した左下側だけでもつり合っているということになります。
(1)のつり合いの式から
∑MC=0より、P*ℓーMC=0 ∴MC=Pℓ
(時計回りをプラスとして計算)
∑X=0より QC-P=0 ∴QC=P
(右側をプラスとして計算)
∑Y=0より NC-P=0 ∴NC=P
(上側をプラスとして計算)
応力度を求めるために応力を求めました。